ターミナルサーバークライアント - tsclient

Terminal Server Client (tsclient) を利用すると Windows のリモートデスクトップと同様に、 他のマシンのデスクトップ環境に接続して、あたかも他のコンピュータに直接ログインしているように操作できます。

もちろん、接続される側のコンピュータでは、接続を受け付けるための設定は必要です。 Windows ならリモートデスクトップによる接続を許可 (あるいは Windows でもサーバー OS なら Terminal Service による接続の許可) する必要があります。

接続方法

Ubuntu では Applications » Internet » Terminal Server Client で起動します。

tsclient

起動したら接続先の情報を入力します。

プロトコルについては Windows のリモートデスクトップに接続する場合には RDP (リモートデスクトップ・プロトコル) を、 VNC に接続するには RFB (リモート・フレームバッファ・プロトコル) を、 X Server に接続するには XDCMP (X ディスプレイ・コントロールマネジメント・プロトコル)をそれぞれ選択します。

Windows のリモートデスクトップに接続できると、次のようになります。

tsclient

ユーザー名とパスワードを正しく入力してから Connect をクリックすれば、このログイン画面はスキップできます。

フルスクリーン表示 - 抜け出すには Ctrl + Alt + Enter

ウィンドウの一つではなく、フルスクリーン表示もできます。

これは接続時に、Display タブ内の Operate in full screen mode を選択すれば OK です。

tsclient

こうすると、 接続先のデスクトップが全画面表示されるので、接続先が Windows ならあたかも Windows に直接ログインしているような気分で利用できます。

全画面表示から子画面表示に切り替えるには、 Ctrl + Alt + Enter です。

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